アトピーケアとステロイド
アトピーケアでは「ステロイドに頼らないスキンケア」というのが基本理念にされています。ステロイドとはどのようなものかというと、ステロイドとは副腎皮質ホルモンという副腎という臓器から分泌されるホルモンのことです。正常な状態で身体を維持するために重要な働きをしています。 ステロイドには炎症を抑える作用と免疫の働きを弱めてアレルギー反応を抑える作用があります。その作用を利用して外用薬としてアトピー性皮膚炎など様々な皮膚疾患に使用されていますが、ステロイドを長期に使用すると副作用が起こる可能性があります。内服薬では、肥満や高血圧、糖尿病などさまざまな副作用が引き起こされます。使用を急に止めると、原疾患が急激に悪化することがあります。外用薬では色素が沈着してしまったり、皮膚が薄くなったり、ニキビができるなどです。ステロイドはとても効果のある薬なのですが副作用が強いことが知られています。使用するには医師からの処方が必要になりますが副作用を最小限に抑えつつ効果を得ることができるようになってきています。ただアトピーケアの店長さんは、自らが重症なアトピーであったためご自身がステロイドを使用し副作用に苦しんだことなどから、ご自分の体験をもとにアトピーケアを開設されたそうです。